アクの強い野菜や肉を使った料理を作っている時、煮立てていくと、お鍋などの表面にアクがたくさん出てきますよね。
お店で売られているキッチングッズにも、たくさんアク取りグッズはありますが、安くてかつ、便利に使えるものの1つとして、ダイソーの「シリコーンあく取り落としぶた」を紹介したいと思います。
ダイソーのシリコンあく取り落し蓋は超便利
アク取りって、地味に手間がかかるんですよね。
アクが強い食材を煮込めば煮込むほど、たくさん出てくるので、おたまなどで少しずつとっていかなくちゃいけません。
あまりアクが残りすぎていると、料理がおいしくなくなってしまいます。
かといって、たくさん取ろうとすると、肝心な煮汁も一緒にすくってしまって、煮汁が少なくなってしまうなんてことは、よくあります。
アク取りグッズで有名なものとして、アク取りシートがあります。
使いすてのタイプならば、料理のたびに使いすてするので、衛生的ですが、消耗品になるのでコストがかかるかもしれません。
ダイソーの「シリコーンあく取り落としぶた」は、名前の通り、シリコーンでできています。そのため、1つ買っておけばずっと使えるので、コストの心配をしなくてもよくなります。
また、この「あく取り落としぶた」のいいところは、アク取りをするだけに使えるグッズではなく、他の使い方もできるというのが一番のメリットです。
具体的に説明すると、まず1つに、落としぶたとして使えるということです。煮物をする時に、落としぶたを使えば、食材に味がしみこみやすくなります。
もし煮物でアクのあるものをたくさん使っているなら、アクを取りながら落としぶたの役割もはたしてくれるので、とても便利です。
味がしみこんできたら、アクが集まった落としぶたを外せば完了です。
アク取り、落としぶたとして、これ1つで両方に使えるっていいですよね。
そして、さらにもう1つ驚きの使い方があるんです。それは、これを使えば蒸し料理が簡単にできてしまうということです。
具体的な使い方を説明しますと、まず、お皿の底に「あく取り落としぶた」を敷きます。その上に蒸したい野菜をのせ、お水を少し入れます。
そして、お皿にラップをしてからレンジであたためます。これで簡単に、蒸し野菜ができます。
最近は、シリコンスチーマーというアイテムがとても人気です。だけど、シリコンスチーマーをわざわざ買わなくても、この「あく取り落としぶた」を使えば、同じように蒸し野菜にしあげることができます。
ダイソーのシリコンあく取り落し蓋を長く使えるようにするために
肉のアク取りをしたときは、特にアクが多く出るので、「あく取り落としぶた」にたくさんのアクが付いてきます。
肉のアクなので、油分もあります。シリコーンのふたに油分がくっつくと、洗ってもなかなかベタつきが取れないことがありますので、食器用洗剤をしっかりつけて洗うようにするといいですよ。
私の場合、始めはスポンジを使って洗っていましたが、デコボコ部分にスポンジの泡がうまく入りこまないことがあったので、指の腹で直接なでるように洗ったら、すっきりキレイに汚れが落ちました。
ちなみに、食器洗浄機には対応していないので、使わないようにしてください。
あと、こちらの「あく取り落としぶた」は、直径のサイズが15.5センチとなっています。ですので、料理に使うときは、直径が17センチ以上のお鍋やお皿で使うといいですよ。
ふたより小さいお鍋などを使うと、ふたが壊れてしまったり、ちゃんと料理ができなくなることがあったりしますので、気をつけましょう。