傘がまだ新しいうちに壊れて使えなくなったとき、『布だけは綺麗なのに・・』と悔しい思いをしながらも諦めて捨ててしまっていたんですが、今回はそんな傘の布を再利用してみました。
100均のミシン糸で手作りレインバッグを作成
我が家ではよく傘を買い換えますその理由は・・乱暴者の自由人、3女のせいなんです。
3女は傘を持たせると、使わないときは杖のようについて歩いたり、タッセルをちゃんと留めずに傘立てに突っ込んだりするので、すぐに傘の骨が曲がってしまいます。
小さい頃には傘の柄の部分まで折れてしまったり(ちょっと曲がったのを直そうとしているうちに折る)、長い傘がなぜか折り畳まれて帰ってくることもあったので、それに比べれば随分ましにはなったんですが、傘の骨を微妙に曲げるのは中学生になったというのにいまだに直らず・・本当に困ります。
だからといって奮発して骨が多く頑丈な傘にすると置き忘れてなくしてしまうこともよくあるから余計に腹が立つ・・
なので、3女の傘だけは耐久よりも値段重視で買い換えてるんです。
ですが安い傘でも傘の布だけは綺麗なのに・・と思いながら毎回捨ててるのはもったいなくて、情けないやら腹立たしいやらで・・
それで、布だけでも何かに使えないかとネットで色々調べてみると、傘の布を使ってレインカバーを作ってらっしゃる方が結構多いことを知り、私も手始めに主人の鞄を入れるレインバッグでも作ってみようと、超久々に押し入れからミシンを出して作ってみることにしたんです。
100均のミシン糸と傘でレインバッグ作成!作り方
材料で購入したのは100均のミシン糸のみ!
①傘の布を骨から外して糸をほどき、1枚ずつバラバラにはずして△の布にします。
②バラバラにした布を『△▽△▽・・』と縫い合わせていき、輪の状態に。
③下を縫い合わせて両端の角を三角に縫い、マチをつくる。
④上の部分はゴムが通せるように縫い合わせ、ゴムを通せばできあがり。
ゴムを入れる前はこんな感じです。
布をバラバラにするときに傘の先の部分はきっちりハマってて取れなかったのでギリギリのところをハサミでカット。
なので、ちょっと先の欠けた△になりましたが、そのまま縫い合わせちゃいました・・
タッセルも糸をほどいてはずし、レインバッグの上部分の真ん中に縫いつけておくと、レインバッグの両端を畳んでクルクルッと丸めて留められるので収納時に便利です。
また、上部分にボタンなどを付ければ雨が入り込みにくく、ひどい雨のときには鞄の上からすっぽりかぶせればさらに安心。
今回はフレッツで購入しましたが、100均の透明ミシン糸はどこのお店の商品でもほかの色のミシン糸に比べるとちょっと糸が堅いので返し縫いをしっかりするか、玉結びをするなどして橋の処理はきちんとしておく方がミシン目がほどけてこなくて安心です。
ですが、布に合わせてミシン糸を合わせたり、変える必要がないので何も考えずに縫えちゃうところが便利なんです。
100均ミシン糸でレインバッグを手作り まとめ
3女の傘の再利用なので主人用のレインバッグには柄が可愛すぎて嫌がるかなぁ・・と心配していたのですが、濡れなければ柄は何でも良いと常に鞄に入れて持ち歩いてくれています。
今まで気に入らなかったこの無頓着ぶりが、今回は助かりました。
そして、張り切って作ってからは全く雨が降らなくて、なかなか登場できなかったレインバッグにようやく出番が!
しかも初出動にしてゲリラ豪雨・・。だけど、鞄は全く濡れなかったようで期待以上だったと主人は喜んでいました。
それを聞いた子供たちからはリュックにかぶせるカバーや自転車の前かごカバー,トートバック用なんかも作ってほしいとリクエストされました。
きっと傘の布だけはこれからも増え続けるだろうからと・・ちょっと複雑です。一通り作り終えるころには3女の壊し癖がなおってると良いんですけどねぇ。