あなたは今人気のナチュラルクリーニングという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
ナチュラルクリーニングとは、化学薬品を含んだ洗剤を使わず、天然由来の人や環境に優しい素材を使って掃除をすることをいいます。
重曹やクエン酸などが有名で、セスキ炭酸ソーダって聞いたことないな?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実はすごく優れものなセスキ炭酸ソーダ!
どのように使って、どのような効果があるのか、詳しく説明して行きましょう!
セスキ炭酸ソーダの成分ってなに?
セスキ炭酸ソーダとは、重曹と炭酸ナトリウムで構成されているアルカリ剤です。
水に溶けやすく、セスキ炭酸ソーダ水を作って、スプレーに入れて使うことができます。重曹は水に溶けにくく、スプレーすると白く残ってしまうことがありますが、セスキ炭酸ソーダの場合はさっと拭き取るだけで白く残りにくいので、スプレーして使う場合はセスキ炭酸ソーダの方が優れていますね!
重曹よりもセスキ炭酸ソーダの方がアルカリが強いため、汚れが落ちやすいと言われています。セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいので、重曹のように研磨剤として使うことは難しいと言えます。
また、消臭性、吸湿性に優れているので、消臭剤や吸湿剤として使用することもできます。
セスキ炭酸ソーダはどんなところで使えるの?
①セスキ炭酸ソーダスプレー
水500mlに対してセスキ炭酸ソーダを5g入れてよく溶かします。出来上がった水をスプレー容器に入れて完成です!(完成したセスキスプレーは1週間以内に使い切ってください。)
・キッチン周りの油汚れや、ドアノブやスイッチ周りの手垢、机の食べこぼしなど、酸性の汚れにスプレーを吹きかけて数分置きます。そして布巾などで拭き取るか洗い流してください。
・消臭の効果があるため、ゴミ箱などに吹きかけると生ゴミなどの酸性の匂いと中和して、消臭してくれます!
・枕などの皮脂の匂いにも効果的ですが、布製のものに使用したい場合は布巾などにセスキスプレーをたっぷりとかけて、その布巾で吹くようにすると良いです。
・衣類襟元や袖口の汚れの場合、セスキスプレーを吹きかけて5分ほど放置し、そのまま通常通り、洗剤を入れて洗濯してください。
※電子レンジなどの電化製品に使用する場合は、必ず電源を切ってから使うようにしてください!
②そのまま消臭剤や吸湿剤として使用する
空き瓶などにセスキ炭酸ソーダを入れて、上からペーパーナプキンで蓋をします。そして輪ゴムや紐でペーパーナプキンを止めて完成です!
そのまま靴箱など、匂いの気になる場所に置いておくと、いやーな匂いを消臭してくれます。
また消臭してくれるだけでなく、湿気も取り除いてくれるので、梅雨の時期の玄関にはもってこいですね!
効果は2〜3ヶ月ほどなので、期限が切れたらそのままお掃除に使いましょう!
セスキ炭酸ソーダを使ってみた感想
うちの旦那さんは、バイク通勤をしていて、雨の日なんかは靴もびしょ濡れで帰ってきます。
靴が濡れて、乾かしてまた履いて…と繰り返しているうちに、すぐに靴が臭くなってしまって困っていました。そこで、セスキ炭酸ソーダを下駄箱に置いてみることにしました。すると、いつもの嫌な匂いがいつのまにかしなくなっていました!
また、赤ちゃんがいるのですが、オムツのゴミ箱にもスプレーを吹きかけておくと、匂いが取れていたり!
もちろんお掃除にも大活躍で、コンロ周りの油汚れや、グリルの汚れなどにスプレーをしておいておくと、汚れが簡単に落とすことができます。
重曹とでも汚れは落とせますが、やはりアルカリの強いセスキ炭酸ソーダの方が楽に落とせるかなといった印象です。
セスキ炭酸ソーダ まとめ
水に溶けやすいので、セスキスプレーを使ってキッチン周りの汚れや、ゴミ箱の消臭に使うのがオススメ!
そのまま置いて、消臭剤や吸湿剤として使い、2〜3ヶ月の期限が切れたらお掃除に使うと、2回使えてとても良いです!