寒くなると、ふわふわもこもこした温か素材のものを身につけたくなるもの。
街に出かければ、マフラーや帽子などお店に売っているのですぐに買うことはできます。
でも、冬は外に出ることも億劫になるから、この時期に毛糸で編み物に挑戦してみませんか?
今は、100均でもさまざまな種類の毛糸を見かけます、今回はその100均ダイソーの毛糸について、まとめました。
100均ダイソーの毛糸の種類をリサーチ!
ダイソーの毛糸コーナーに行ってみると、まず驚くのが色のカラフルさです。
以前は、12色の色鉛筆で使われているような定番の色が多かったように思いますが、今はその色展開の他に、微妙なグラデーションがかった色や一本の毛糸で3色程度の色を交互に撚って作られているものなどがあり見ているだけでも、作りたい気持ちが高まりワクワクします。
その中でも5種類を紹介します。
●モール糸…毛糸特有のチクチクした触り心地がなく、ふわふわしていて軽い毛糸
●ウール糸…一般的な毛糸。羊毛100%のものだと家庭で洗濯すると縮みやすいが、保温力は高い。
●アクリル糸…化学繊維からできている毛糸。ウールに比べて縮みにくい。
●ファンシーヤーン…毛糸に小さなボンボンのようなものが一緒に撚って作られている。
●Tシャツヤーン…Tシャツ生地を細く裂いて毛糸のように仕上げたもので、毛糸よりも太い。
100均毛糸の使い心地はいかがなもの?
ふと思いついて編み物をしたくなって近所の100均に行って、毛糸を買ってはみたけれど「100均毛糸の使い心地はどうなの?」と思っている方も多いでしょう。
その気になる使い心地について、私が感じたこと気づいたこと、良い点、悪い点両方の点でお伝えしていきます。
まず、良い点はカラーバリエーションと種類が豊富なところ。
先ほども書きましたが、手芸の専門店ではないのに安くて品揃えが良いということです。
悪い点は、1巻の量(メートル)が少ないこと。
100均商品の一部は次に行った時に必ず販売されているとは限らないので、気に入った毛糸を見つけた時には、必要な量のまとめ買いがおすすめ。
編んでいる時に毛糸が無くなって買いに行ったけれど、同じ毛糸がないなんてことのないようご注意を!
100均毛糸の簡単な活用術
使い心地の悪い点であげた量が少ないことも、逆を言えば毛糸が少ない量でも作ることができる雑貨や小物作りの材料としてはぴったりということ。
材料が余るというのはもったいなですし、せっかくなら出来るだけ無駄なく使い切りたいですもんね。
そこで、余った毛糸を活用して簡単にできるタッセル(房飾り)と丸くてかわいいポンポンの作り方を2つご紹介。
タッセル
●準備するもの
厚紙、毛糸、はさみ
●作り方手順
1 :厚紙を好きなサイズの長方形に切り、長方形の長手の方に毛糸をぐるぐると巻き付けていきます。
2 :ある程度巻いていくと毛糸が重なって厚みが出てきたら、厚紙をそっと抜き取ります。
3 :毛糸の束の真ん中あたりをしっかりと糸で縛って固定します。
4 :固定したら、その部分を起点に毛糸を二つに折りたたみ一つの束になるように糸で縛って、固定します。固定した逆側が輪になっているのでその部分を切って房にします。
5 :形を整えて、房部分の長さを切りそろえたら出来上がり。
ファスナー付きのバッグに付けたり、バッグのチャームとしてつけてもかわいいですね。
ポンポン
●準備するもの
タッセルと同じ
●作り方手順
タッセルの作り方手順と似ていますが、厚紙は好きなサイズの正方形にし、そこに毛糸を巻きつけて作ります。
タッセルの時よりも厚みが出るまで巻きあがったら、同じように厚紙を外し真ん中で縛って固定。
両端が輪になっているので、それぞれ切って房にします。切った端の毛糸を中央に向かって引っ張り上げて球体になるようにする。端の部分をハサミで刈り込んで形を整えたら完成!
ヘアゴムに出来上がったポンポンを付けたりすると、季節感が感じられて洋服とも相性がいいですね。
ダイソー毛糸のまとめ
最後に毛糸を使い始める時の、注意点を1つ。毛糸は、玉になって巻かれている内側の中央部分に穴が開いています。
その中に毛糸の端っこが入っているのでそれを探して引っ張り出してから、編み始めると毛糸は絡まりずらくなり、スムーズに作業を進めることができます。
今回は、100均毛糸についていろいろとお伝えしてきましたがいかがでしたか?
何といっても品揃えと価格が魅力ですよね!気軽に買い求めることができるお店なので使ったことがない方は一度買って使い心地を体験してみてくださいね。