近年大きな災害が頻繁に起きているため、いざという時のために非常用品を揃えておきたいという方も多いでしょう。そんな非常用品に欠かせないグッズの一つにライトがあります。
一般的な懐中電灯はもちろん防災袋に一つは用意しておくべきアイテムですが、災害はいつやってくるか分かりません。
急に真っ暗な状態になってしまう場合のことも考えて、すぐに使えるライトも必要です。そこでおすすめなのが無印良品の『LED持ち運びできるあかり』です。
無印良品のLEDライトが超便利!
ボタン一つでHIとLOWの2段階調光が可能で、スリープ機能も付いていますのでうっかりそのまま眠ってしまっても安心です。
ほんのりオレンジがかった光で、目にも優しく、ベッド脇に置いておいて読書ライトとして使用するのもおすすめです。
また上部がフック状になっているのも特徴の一つです。その為、持ち歩きやすいのはもちろん、ポールや紐などに引っ掛けて使用することも可能。
下部はフラット状になっているので、普段はデスクライトとして使用し、いざという時は部屋全体を照らす照明として使うことが出来るようになっているのです。
充電スタンドにセットしたままでも、取り外してでも使用することが出来ますので、夜ちょっとトイレに行きたい時などもサッと取り外して持っていけるので足元も安心ですね。
無印良品のLEDライトが熊本地震時に大活躍!
このLED持ち運びできるあかりの最大の特徴は、振動を感じたり、停電したりした時に自動的にライトが点くという点です。
実際にもう8年ほど使い続けていますが、停電が起きると必ず自動的にライトが点いてくれるので非常に助かっています。
暗い中、手探りで懐中電灯を探すこともすっかりなくなりました。
コレ一つで部屋全体を照らせるくらいの光量がありますので、ブレーカーも楽々照らせます。
また、何よりこのライトのありがたさを痛感したのは、熊本地震、本震の時。
その時は既に前震で寝室が崩壊していたため、比較的無事だった和室に家族皆揃って眠っていました。もちろん枕元には『LED持ち運びできるあかり』を置いて。
本震が起きたのは夜中の1時過ぎで、震度7というあまりにも大きな揺れに驚き、飛び起きたのを今でも鮮明に覚えています。
充電スタンドからライトが転がり落ち、パッと明かりがついたので、すぐさまそれを掴んで家の外に飛び出しました。
前震では倒れなかった食器棚やテレビが倒れ、パリンパリンとガラスの割れる音が聞こえる中、明かりがなければ家から出ることもままならなかったことでしょう。
かなりの衝撃で転がったはずですが、ライトは故障するどころか傷一つつかなかったので、非常に丈夫に作られているのだと実感。
その後、避難所でもライトは大活躍してくれましたし、目にした方々から「これいいね、どこで買えるの?」と尋ねられることもあるほど。
無印良品のLEDライトのまとめ
丈夫でほどほどの光量があり、いざという時にも使えるので、普段から特に人が集まる場所や寝室などに常備しておくのがおすすめ。
唯一惜しいのは、電池が使えないという点。アダプターに繋いだ状態で充電しておかなければならず、LOW状態でも10時間ほどで充電が切れてしまいます。
幸い地震の時は電気の復旧が早かったのでずっと使い続けることが出来ましたが、そうでない場合のことも考えて、災害時に備えるのであれば念のため電池式の懐中電灯も一つ用意しておくのがベストでしょう。
通常時の照明器具としては非常に優秀ですので、興味がある方は是非チェックしてみてくださいね。