わたしたちが毎日着る衣服。夏の時期は汗をかいて、人によっては何度も着替えますね。その服が、キレイに洗濯していても実は清潔ではなかったと知ってしまうと、ちょっと残念ですね。
臭いのもとの原因は実は、その洗濯槽の裏の水あかとカビから発生しているって知っていましたか？
洗濯槽にどんどん汚れが蓄積され、ニオイを落とす洗剤で洗っていても結局は殺菌の効果を発揮できず、洗っている服に汚れ菌が付着してしまいます。
表面からでは見えない洗濯槽の汚れですが、その裏は、水あかとカビでいっぱい。洗濯槽をはずしてゴシゴシ洗って天日干しできたらいいのですが….
洗濯槽を清潔にすれば衣服を清潔に、お気に入りの服は長持ちさせることができるかもしれませんね。それで、洗濯槽をキレイにそれも簡単にできるダイソーの過炭酸ナトリウムを使って見ました。
ダイソーの過炭酸ナトリウムの使い方
①洗面器等の容器に、過炭酸ナトリウムをひと袋160グラム入れて４０〜５０度のお湯で事前に溶かしておきます。
②洗濯機に水を張ります。
③溶かしておいた過炭酸ナトリウムを洗濯機に流し入れます。
そのとき、ゴミやホコリをキャッチするネットは外しておきます。ゴミで一杯になり、ネットを破いてしまうのを避けるためです。
④自動コースにせず、洗いで１０分ほどまわします。
⑤洗い終える頃には、洗濯槽内の汚れが浮かんでいます。まずはその汚れをすくい捨てます。
過炭酸ナトリウムは汚れを洗濯槽からはがしますが、溶かし消すわけではありません。排水の際に、排水口をつまらせてしまう恐れがあります。なるべく大きい物だけでなくすべてのよごれを取り除きます。
⑥また５分ほど洗いコースでまわします。そのあと３時間以上放置します。
私は、夜に行ない朝まで放置しています。
⑦再び、汚れをすべて取り除きます。
⑧水を全部流します。新しい水をはり、洗いコースですすぎます。
ダイソーの過酸化ナトリウムを使ってみた感想
過去に重曹を使ってみたことがありますが、こんなにぶくぶくと汚れが浮かんでくることはありませんでした。
定期的に重曹で洗っていたので洗濯槽の汚れはとれているものと思っていましたが、そうでもなかったのだと大ショック。
毎日、衣服を清潔にするために使っていた洗濯機が、まさかこんなに汚れているとは思わず、こんなカビの入れ物で洗った服を身に着けていたのかと思うとゾッとします。
どんなに柔軟剤でいい匂いをつけていても、その奥から臭うくささが雑菌が原因だったとは思いませんでした。そして、そのもとになっている汚れの原因を作っていたのが、洗濯機だったなんてよりショック。
洗濯機に粉を入れ、まわすだけで、汚れと殺菌ができるので手間いらずで簡単。コストもいいですし、過炭酸ナトリウムは環境にも問題はありませんし、これなら定期的に負担なく行っていけそうです。
ダイソーの過酸化ナトリウム まとめ
重曹や、クエン酸もありますが、手間いらずで一番効果を感じられたのは過炭酸ナトリウムでした。 ただ、ドラム式の洗濯機には使用できないという点がありますので、ご注意ください。
また洗濯機の大きさによって量も多少異なります。わたしの家は10リットルなので、ひと袋全部使用。それより小さめのものは量を調節して使ってみてもいいかもしれませんね。
ニオイや汚れの原因をとると、衣類を洗う洗剤の効果と柔軟剤の香りを保つ効果が、よりいっそう高まるので、衣服のニオイに悩む方は、試しにみなさんご自身で実感されてみてはいかかでしょうか？